イメージが…自分と先生で違った
インベンションであった話。
インベンションのレッスン時に、色でのイメージも持つとよいと言われている。
あるインベンション番号を私は優し気な藤色の雰囲気で弾きたいなと思っていた。
しかし、先生に、“私はこの曲はゴールドのイメージ!”と言われる。
…
…全然違うがな。
個人の自由とは言えど、とりあえずゴールドまでいかなくても黄金(こがね)色くらいでストーリーを組み直そう…。
そうだなぁ…
日差し温かな初秋。
黄金色に紅葉した街路樹で美しい黄金色の葉が踊っている…な感じのストーリーにしよう。
ここは最高音で、澄みやかな秋空に高く舞い上がった葉が…などと盛り上って曲を作った。
いざレッスンで弾く…と先生が、
もう少し明るく、夏の浜辺で海がキラキラしている感じで!!
と…
はい?
夏ですか??
浜辺に海ですか???
……
私は黙って軌道修正…できてるかはしらない。
さようなら、私の黄金色の街路樹…
さようなら、私の澄みやかな秋空…
やっぱり黄金色では先生が思ってたんと違うんや、ゴールドやでゴールド…。
ってことがあった。
自分で考えるためだと思うが、先生は自分のイメージや意見を初めから全部は言われない。
先生にイメージを強制されたりはないし、自分の考えとか意見は持つようにしている。
でもレッスンでは先生の言われることをトライしたいと私は思っている。
自分の考えは一時さようなら!
永遠の別れではない(笑)
曲で伝えたいことを考えて弾いていないと、
“この曲で何を伝えたいのですか?”
と言われる。
いくら楽譜通りちゃんと弾けたとしても、ダメやねんね( ノД`)…
この曲はいまいちよくわからんなぁと思っていると必ず言われる気がする。
逆にちゃんと考えていると“何が言いたいかわからない”と言われることはないかな。
私のインベンション・シンフォニアの楽譜はウィーン原典版(昔はヘンレ一択だったけど、研究が進んで原典版推されるようになっているとか)。
楽譜の最初に、
バッハの教授法の一つは……
「形にはまったリズムでは表現できないような、ある種の旋律音に内在する生命ある動きを感じとり、それに形姿を与える能力」
の育成にあったと考えられる。
と書いている。
カンタービレ奏法?歌い方を学ぶだけではないんだなぁ。
学生時代、ハチワレさん(私)を笑顔にする数式って存在するんだよ!
ってある男子に言われたことを思い出した。
数式に当てはまる事項(私が笑顔になること)はいろいろある、イメージの違いはそんなところだろうと思ってる。
あくまで笑顔の質は同じとして…お笑い番組を見て笑い転げているのと感謝の笑顔を同じにしてはいかんが。
感謝の笑顔のもとはいろいろあるってこと。
(変なこと言って…混乱するやん)
何はともあれ、私を笑顔にする数式なんて言われたらさ…危うくそやつに落ちかけた(笑)
若かったなあ…今はそんな子供騙しに落ちることはない(笑)
数式見せられたら落ちるかも?!
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