弾くよ、ピアノ♪

子供の頃はほとんど練習していなかったピアノ…コロナをきっかけに再開♪

中年で初めてポリフォニーを弾く

私は子供の頃ポリフォニーを弾いたことがない。
ポリフォニーという言葉も最近初めて知ったくらい(笑)
そんな私がバッハをやりはじめたのは、自力で真面目にピアノを取り組もうと昨年思ったのがきっかけ。
どのようにピアノの練習すればいいだろうといろいろ調べまくった。
そしてだいたいわかったのが下記。
ハノンは王道、ピシュナ(リトルピシュナも)はハノンに飽きた人がやってて好評。
ツェルニーは賛否両論。
そして、必ず出てくるのが、バッハのインベンション・シンフォニア
バッハは絶対やった方がいいといろいろなところに書いてあった。
挫折する人も多そうだったけど…。
両手で歌える、何声も弾けるってことはそれぞれの声部がきちんと聞こえてないといけない→手も耳も鍛えられる。
そして、素晴らしい作品で感性も鍛えられる(鍛えなければならない?)。
もともとポリフォニーの曲を聞くのは好きだったので、バッハのインベンション・シンフォニアをやってみることに。
まずいろいろなピアニストが弾くインベンションを聞いたり、バロックの簡単な基礎みたいなのをYouTube等で見た。
そして、初めて取り組んだのはインベンション8、この曲がいいなと思ったという安易な理由で。
譜面もそんなに難しく無さそうだしね?…で、弾き初めて即効頭痛くなった(笑)
一日目は心がおれそうに…やっぱり中年になってからポリフォニーとかキツいんやろうなと。
でも毎日諦めずに3週間くらい弾いていた。
8番全然完璧じゃなかったけど、次にインベンション1番に取り組んだ(焦っていたのもある…こんなペースじゃいけないと泣)。
取り組みながら8番も弾き続けた。
またまた全然完璧じゃないけど、2週間くらいしてインベンション4に取り組んだ。
その後10,13,14,3,15ととにかく慣れるために弾く番号を増やしていった。
3番に少し慣れてきて15番に取り組もうとするころ…あれ、両手のメロディーが凄い聞こえるし、すぐ弾けるようになっている?!ということが起こり始めた。
15番の次は本当に早かった。
7,11,2と進めて、そこでシンフォニア1番にチャレンジ。
主題を出すとかまだまだだけど…弾ける…一番初めはあんだけ意味不明にしか聞こえなかったのに!!
これに取り組んでから、インベンションに戻ると更にインベンションの弾きやすさが加速していた。
たぶん、諦めなかったら、何とかなると確信。
これぞ、他人と比較するのではなく、自分へのチャレンジ。
何とかなりそうだとわかったときは凄く嬉しかったなぁ。

レッスンでは1,8,4,14,15,3,9,6の順番で進んでる。
レッスンでは自力ではわからなかったこともやっぱりたくさん学べる。
一応先に勉強しておいたので大崩な弾きかたでもなかったみたいだけど、哲学的なところがやはり重要なのだと思う。

バッハは地味でどの曲も同じに聞こえるっていう人もいるけど(笑)、私はこれからもバッハやる。
バッハはやっぱりすごいし、本当に天才だなぁとつくづく思う。
バッハはこれからもずっと練習に入れる!

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