嬉しかったこと
最近、人の手ばかりよく見てしまう…やっぱり男の人は手が大きい人が多い。
いいなー私ももう少し大きかったらなぁー。
シからド#で正確に弾くにはすでに無理がある(ブラームスの今の曲で出てくるが、アルペジオにすると変やねんな)。
まあ、ない物ねだりはよくない。
工夫するしかない。
そうそう、YAMAHAに取り寄せた靴を試しに行ったときのことだ。
また、グランドで試したいと申し出て、意味もなく一番よいグランドまで向かう…。
グランドはガラス張りの部屋に設置してあり、今日は部屋の扉を閉めてもらった。
とは言っても、ガラスなので、防音効果はない…扉もスカスカのヤツだし。
でも少し気がゆるんだ。
シューマンの飛翔の長調部分を控え目に弾いた…短調になるまで。
うーん、靴どうだろう??
というか、ピアノの音、やっぱいいねー
(*゜▽゜)
ふと後ろを振り返ると…
人の塊がこちらを見ている!!!
へ?
や、ヤバい…。
ガラス越しは楽譜売り場になっていた。
そそくさと扉を開けて去ろうとすると、
“あの、すみません。今の曲なんて言うのですか?”
と急に聞かれる。
私“え?シューマンの飛翔です…”
“とても素敵な曲ですね!”
私“…そう…ですね…!”
……
別の人“弾きたい曲リストに入れよう♪”
……
超絶嬉しかった。
シューマンの飛翔を知らない人にシューマンの飛翔を素敵な曲と思ってもらうことができたのだ、私の演奏で(><*)
見ず知らずの人に…こんなのは初めてのことだった。
私がどうとか、どうでもいい。
曲をよいと思ってもらうことができたら…それがほんまにうれしかった。
曲の魅力を誰にも伝えられんかったら、シューマンに顔向けできん(><*)
やっぱりもっと上手くなりたいな…。
こんな機会があったときに、弾く曲をよりよく弾けたら…偶然にも聞いてくれる人に素敵な曲だなと思ってもらえたらな。
シューマンの飛翔は今でもやっぱり自分が思う10%以下しか弾けてない。
転調ハノンなどで前より安定している部分もあるが(あ、飛翔弾くのは毎日続けている)、自分の100%(そんなのないけど、あるとしたら)もどんどん上がって行くし…(><*)
なかなか難しい…ほんまに悩む。
曲を弾くということって、ほんまに難しいな…。
でもだから楽しいんやけど。
靴は…結局買わんかった。
自分には合ってないと思ったので。
思いだけは大事に心に刻む。
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