掴み取れ、インベンション!
前の教室を辞めてからの初めてのレッスン。
もう技術だけでなく、すべてを委ねると伝えてある。
レッスンの始めに、
先生“最近ピアノの方はどうですか?”
(* ゜゜)?
何が聞きたいのだろう…。
“え…っと、ピアノは…(文字通り“ピアノの方”を見る私)……ピアノです”
しーーーーーーーーーーーーーん
なんとも訳がわからない返答をしてしまった
( ̄ー ̄)
アホか。
今思うと、頑張ってます!とか、インベンション1練習しました!とかが正解やったか…
( ;∀;)
………
さて、今日も動きのトレーニングから始まるかなと思いきや、
“…………では、インベンション1弾いてください”
曲から?ヤバい…ガタガタガタガタ緊張が…。
でもカンタービレを存分に意識して、前回習った弾き方で弾く。
この一週間、私なりにカンタービレはよく調べ考え何度も練習した(いつもの習慣)。
先生が思うカンタービレ…たぶん全然今までとは違う…今まででは絶対太刀打ちできない…。
今まで自分で弾いたことないところまで出来るだけ持っていった。
インベンション1でコケてたら、インベンションからやらせてくれないかもしらんし泣。
イヤや(。>д<)
絶対インベンションからやるんや!!!
(バッハどこまで進んでいたとしても、最高でインベンションからやると言っていた…早くシンフォニアやりたいなと言ってた私…今はインベンションを掴み取ることが全て…泣)。
前半は思っているように弾けたかな…でも短調のとこちょっとあやしくなってしまった…。
終わってから、やはり突っ込みきた短調部分…(ということははじめの長調部分はめちゃ悪くはなかったんかな?)。
短調の右手のカンタービレ…いろいろな方法で何度も何度も弾いた。
もう、前の教室ではあり得ないくらい、何度も何度も、アプローチを変えて何度も。
先生“違う…まだ違う…もっとこう…もっと…”
妥協…どこの国の言葉でしょーか??
当然、歌うこともした…音痴+掠れ声+音域狭すぎ…泣。
先生は美声…絶対、副科は声楽やろ!
カンタービレの訓練がようやく終わって、次は技術の話…どうアプローチするか、何通りかを練習。
一音ずつ…ド、 レ、 ミ、 ファ、 レ、 ミ、 ド …。
細かい指導が飛ぶ飛ぶ(*^ー^)
先生“こんな風に丁寧に取り組んでいくのです、大変ですけど”
私は全然大丈夫デス♪
インベンション1で課題を出される。
ということは、インベンションからやってもいいってこと??
(*≧∀≦*)
まだわからんけど…インベンション1が終わってからどこへいくかやな(-""-;)
あとは、また体の使い方から響きの聞き方作り方…ドビュッシーやショパンの1フレーズを取り出して作品とともに練習。
何度もダメ出し(*゜▽゜)
楽しいなぁ…本当に中身が詰まったレッスンやなぁ…。
最後は(もうレッスン時間は超過してる…)今日やった内容をどんな風に応用するか…突然バッハのイタリア協奏曲1楽章を自作に操る先生(楽譜なし)。
ここはこんな風にするとこんな感じ、もうちょっとこうするとこうなる…みたいな。
先生“何かこの曲で今のやってほしいとかありますか?”
え?何でもいいのん??とっさに言われてもな…。
“…1楽章より3楽章の方が好きです”
3楽章を楽しそうに弾く先生(もちろん暗譜)…こうするとこんな感じ…これはイマイチだね…とかいいながら。
先生“3楽章はやっぱり難しいね…練習しないとちゃんと弾けないな”
はぁ…(;゜∀゜)
抜群のスピードと軽快さ、もちろんミスタッチは0…そして、変幻自在…。
私は演奏中ずっと笑顔が溢れてたと思う。
本当に幸せな時間だった。
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